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 昨年11月、89歳で亡くなった亜国邦字紙「らぷらた報知」の主幹高木一臣さん。「大げさにしたくないから、家族以外には伝えないで」という言葉を残していたそうで、同社社員らに訃報が届いたのは、1週間ほど後だったそう。というのも編集業務は在宅で行なっており、会社にやってくるのは月給を取りに来る時だけ。毎日出勤するする人は電話担当を担当する板原勝さんだけだという。
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 その板原さんによれば、同紙の発行部数は公称1千部。一世の高齢化に加え、駐在員の購読者数が減少傾向にあるようだ。外務省の海外在留邦人数調査統計では、日系企業進出は51社(13年10月時点)。今では亜国の日本商議所が年4回発行する会報が、情報の質も高く評判が高いといい、邦字紙の存在感が薄まっている様子だ。
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 年末の風物詩となって久しいリベルダーデ広場の餅つき大会。今年で44回目を迎える同大会だが、その起源については諸説ある。元ACAL会長の尾西貞夫さんによれば、1976年、NHKの年越し番組「ゆく年くる年」において当地から生中継するため企画、開催されたとか。確認してみると76年12月28日付けのパウリスタ新聞に開催の知らせが。しかし肝心の開催回数の記述がない。76年開始となると今回38回目のはず。ACALは「今回が44回目なのは間違いないこと」と断言。前年の75年の新聞にはそれらしい記事がなかったので現在それ年以前の餅つき大会の記事を捜索中。発掘され次第、真相をお伝えしたい。

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