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来社した三木氏
来社した三木氏

三木下議が視察で来聖=ZFM内に博物館建設を

 マナウス市議を5期連続で務める三木正美氏(社会自由党・PSL・アマゾン州、52)が『マナウス自由貿易エリア(以下、ZFM)における博物館設立プロジェクト』実行に際し、サンパウロ市バラ・フンダ区にあるラ米記念館のシステムを視察するため来聖し、先月30日午後、本紙を訪問した。
 ロライマ州ボア・ヴィスタ市出身の三木氏はマナウス市に5歳で転住し、弁護士、農業技師を経て1992年に、民主社会党(PMDB)としてマナウス市議に初当選した。それ以来、5期連続で務めており、1月20日には、アマゾナス州の下院議員の議席に空きが生じたことから、繰上げで電撃選出された。
 ZFMは環境保護を維持しながら経済・地域開発を進めるべく、1967年にブラジル連邦政府により設立され、再来年で設立50周年を迎える。三木氏は同地での博物館建設プロジェクトについて、「今アマゾンの雄大なジャングルが残っているのはこのZFMのおかげ。ZFMの歴史を学生や、旅行者、駐在員などに知ってもらいたい」と話した。なお、三木下議の任期は先月いっぱいだった。

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