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 ジェラウド・アウキミンサンパウロ州知事は3日、大サンパウロ市圏の給水制限の可能性は完全には否定しなかったものの、「仮にそれを実施したにしても、それは小さなものになるだろう」と語った。同知事がそう語る背景には、2月にカンタレイラ水系で同月では20年ぶりとなる300ミリ以上の降雨があったことや、水量が豊富なビリングス湖の水をアウト・チエテなどへ連結する工事などの対策を行っていることがある。ここ数日、晴天が続き、水系の水位後退が懸念されるサンパウロ州だが、予報によると5日から天気は下り坂となり、今週末にかけて雨が降りやすくなるという。2月の良いイメージが極力続いてほしいものだ。
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 またアウキミン知事は同日、抗議活動者の間で活発化しているジウマ大統領の罷免を求める動きに対し、「今、罷免される必要はないと思う」と語った。同知事は「この動きが議員の中から起きたものだったら、現政権は既に崩壊してただろう」としがらも、「選挙で選ばれた大統領でもあるのだから」とその立場を尊重した。同知事とジウマ大統領は国政的には対立する立場にあるが、水危機の援助に関して理解をもらっているだけに悪くも言えないか。
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 「ブラジルで初めてロックを歌った」とも称される歌手、カウビー・ペイショットが、3週間前からサンパウロ市のサンタイザベル病院に入院中であることが明らかとなった。病名などは明らかにされていない。現在84歳のカウビーは、ひときわ派手な衣装や中性的な容姿で、50年以上に渡りブラジル芸能界の顔のひとつとして名をはせてきた。

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