東西南北

　リオ五輪チケット申し込みの期限が、５月６日までに延期された。締め切りの４月末までにサンパウロ市サッカー開催スタジアムが決まらず、申し込みができなかったことが理由で、４月末日にサンパウロ市〃イタケロン・スタジアム〃（サイト上ではアレーナ・パウリスタと表記）での試合開催が決まったことで申し込みが可能になった。サンパウロ市では女子サッカーが６試合、男子サッカーが４試合開催される。
　　　　　◎　　　　　
　４月のカンタレイラ水系は、最近９年で最も降水量が少かった。例年の月間平均降水量は８９・９ミリなのに、今年は４５・３ミリしか降らず、０６年の３０・２ミリ以来の少雨となった。４月３０日の同水系貯水率は２月１日以来２度目の低下で１９・９％、未開の水域解放前の基準ではマイナス９・３％。５月４日の貯水率は１９・７％（マイナス９・５％）となった。Ｓａｂｅｓｐは昨年より同水系からのサンパウロ市都市圏への給水量を減らし、同水系への依存度を低くしている。
　　　　　◎　　　　　
　ジルマール･タットサンパウロ市交通局長が４月３０日、１４年のサンパウロ市の交通事故による死者は１２４９人だったと発表した。これは１３年の１１５２人比８・４％増で、１１年以来の大幅上昇となった。死者の４４・４％にあたる５５５人は歩行者だった。負傷者は２万１７０４人で、１３年の２万３３６５人より７％減った。サンパウロ市では事故防止のため、全長１００キロの道で制限速度を下げる予定だ。死亡事故が特に多いマルジナル・チエテとマルジナル・ピニェイロスでは、６月より現行９０キロの制限速度を７０キロに引き下げる。