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ピアニスト徳江さん来伯=外交120周年公演に意欲

ピアニストの徳江さん

ピアニストの徳江さん

 ピアニストの徳江陽子さんが27日から、アルモニア学園、日本国大使館、日本人学校でのリサイタルを行なうために来伯している。7回目のブラジルで、11日まで滞在する。
 「外交120周年で、ロータリー国際大会(6~9日、サンパウロ市アニェンビー)もあったから、ぜひ来たかった。音楽を通した文化交流に一役買えれば」と意気込んでいる。
 元々ブラジルクラシックに触れる機会がなかったという徳江さんだが、「(07年の初来伯の)下調べに聞いてみたら、素敵な音色でとても興味が沸いた」と振り返る。08年の移民百周年で初公演を行った際は、「ブラジル人の持つ強いエネルギーを感じた」という。

外交樹立120周年ロゴ

外交樹立120周年ロゴ

 今回の公演に向け、「音楽に国境はない。言葉がなくても通じるものがある。私にはピアノしかないけれど、それを通して長い交流の歴史を持つ日伯の関係をさらに深めたい」と話し、「子どもたちにも日本の音楽の素晴らしさを届けたい」と胸を膨らませた。

 4日にはロータリー国際大会に合わせ来伯する仲間と合流し、自身も東京恵比寿ロータリークラブの一員として同大会に参加する。

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