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東西南北

 14日、サッカーのセレソンはコッパ・アメリカのグループ・リーグ第1戦の対ペルー戦で先制点を許すなど苦しんだが、2―1で勝利をもぎとった。この日は、オスカール欠場でゲームメーカー役を期待されているフィリペ・コウチーニョが怪我で欠場し、慣れない布陣での戦いとなったが、エースのネイマールの1ゴール、1アシストの活躍で逃げ切った。特に、後半ロスタイムにダグラス・コスタへのアシストとなるロングパスは絶賛された。今大会はアルゼンチンがパラグアイに引き分け、コロンビアがベネズエラに敗れるなど、初戦が鬼門となっていたため勝ててまず安心だ。次戦は17日の対コロンビア戦だ。
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 サンパウロ市東部タトゥアペーのセレッチ公園に、6月初旬に身体障害者用の遊具施設が導入された。設置されたのはブランコ2台と回転遊具のジラ・ジラ1基で、自身の財団を持つ企業家のセルジオ・コンテンテさんの考案を元に、市が3万レアルかけて導入した。サンパウロ市の公園にこうした遊具が入るのははじめてのことだが、「これまでは市外まで行かなけれならなかったがこれで解消される」と障害児を持つ親に好評だ。なお、この遊具は健常者でも使用可能という。
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 寒冷前線の到来で、このところの雨の降らない晴天から一転して雨模様の15日のサンパウロ市は、今年一番の冷え込みを記録した。国立気象観測所(Inmet)によると、同日0時から9時の気温は7度まで下がっていたという。予報だと今日は1転して晴れるが、今週は雨が降りやすいという。風邪にご注意を。

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