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援協定例会=経営良好も、楽観できず=ウニメジ焦げ付き請求中

 サンパウロ日伯援護協会(菊地義治会長)による7月定例役員会が先月25日、同会本部で開催された。
 日伯友好病院は、経費未払いが続いたため6月9日より利用中止となっている保険プラン「ウニメジ・パウリスターナ」に対し、890万レアルの焦げ付きの請求を急いでいる。
 同院の今月の患者数には幾分減少が見られたが、天内ヴァルテル院長は「この程度の増減は正常範囲内」と説明。しかし「不景気で保険プランを持たない人が増えるので、今後患者数が減る可能性も」との懸念も表明した。佐々木弘一会計も「今月の病院の収入は約2億6700万レと過去最高だが、国の不景気やウニメジの未払い問題もあるので楽観視はできない」との慎重な意見を述べた。増築中の手術室は10月末までに完工見込み。
 人事異動では、リベルダーデ医療センター所長にタケミ・ワタナベさんが就任した。サントス厚生ホームでは先月末に指宿正義ホーム長が退任し、リカルド・イズミさんが後任に就任した。指宿さんは「2012年に就任した時の平均扶助率(本部からの補助金が占める割合)は60%だったが、職員の皆さんの協力で経費削減をし、今年32・1%を達成できた」と就任中の成果を発表した。
 3人の新JICAボランティアも着任した。高齢者介護が専門の與那覇順子さんはサントス厚生ホーム、在宅介護専門の岡本洋美さんと栄養士の千田実愛さんは巡回診療に同行する。

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