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 ペルナンブコ州在住のジャーナリストでホラー映画研究家のフィリペ・ファルコンさんが、日本のホラー映画と米国ハリウッドによるそのリメイクを比較した著書『Fronteiras do Medo』(恐怖の国境、45レアル、Estronho出版)を刊行した。『リング』『呪怨』など名作を題材に、「日本の映画は知覚に訴えるスロー展開のものが多いが、米国版は場面が細分化されていて、絶えず視聴者を驚かす仕掛けが隠されている」など二国の制作技法を分析。ちょっと珍しい日本文化研究なので、関心のある人は一読してみては。

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