ホーム | 日系社会ニュース | ベレン=秋篠宮ご訪問予定に会場沸く=パラー州で日本週間開催
日伯協会会館入り口広場が日本週間で賑わう様子
日伯協会会館入り口広場が日本週間で賑わう様子

ベレン=秋篠宮ご訪問予定に会場沸く=パラー州で日本週間開催

道路を閉鎖しての日本舞踊のパレード

道路を閉鎖しての日本舞踊のパレード

 【パラー州ベレン発】汎アマゾニア日伯協会は同協会施設内で「第28回日本週間」を14日から19日までの6日間にわたって開催した。
 14、15日は日本料理講習会、琴演奏講習会、14~17日は折り紙教室、切り紙教室、ソロバン教室、太鼓講習会、習字教室、囲碁・将棋教室、15日・16日は生け花教室などが行われた。
 18日には、生け花展、折り紙・切り紙講習会、浴衣の着付け講習会、風呂敷の包み方など各講習会がブラジル人の若者を引き付けていた。
 アマゾン日本人移民入植と日伯外交樹立120周年を記念して、琴・太鼓の演奏、日本舞踊と剣道が披露された。
 夜は、パラー州とベレン市による日本人移民記念式典及び日伯外交樹立120周年記念の式典も挙行された。式典において小林雅彦在ベレン日本国領事事務所長は、11月初旬に秋篠宮殿下ご夫妻がパラー州を訪問される可能性を示唆して会場を沸かせた。
 19日には、日伯協会入口の広場では、日本料理の露店販売が行われ、参加者を喜ばせていた。北伯県人会連合会に加入している北海道、熊本、広島、香川、熊本、宮崎の各県人会が販売に協力していた。
 日伯協会前の道路を閉鎖して、各地区日系団体婦人会が日本舞踊でパレードを行った。日伯協会主催日本週間も28回目を迎えて、年々、訪問者も増えている。特筆されることは日系人よりもブラジル人の間に染み渡った行事として発展していることが関係者を力づけているようだ。(パラー州通信員=下小薗昭仁)

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