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東西南北

 アルゼンチンの大統領選挙が明後日の25日に迫っているが、アルゼンチンの最高裁は21日、クリスチーナ大統領に対するスパイ疑惑での捜査の許可を出した。これはクリスチーナ氏の後任候補、ダニエル・シオリ氏の最大の対立候補、マウリシオ・マクリ氏の陣営が起こした訴えを受けたものだ。訴状によると、クリスチーナ氏は軍を使い、政敵、有名人、反政府的なジャーナリストなどに対し、スパイ行為を行わせていたことが疑われている。クリスチーナ氏に関しては今年1月、同氏を訴えていた検察官が謎の死も遂げている。汚職で揺れる伯国政界だが、贈収賄主体の伯国より、こちらの疑惑の方が衝撃度では上か。
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 聖市やオザスコをはじめとする大聖市圏では、6日からの銀行員のストで5万5千人が業務を停止しているが、21日に行われた組合と銀行との交渉も決裂し、ストはなおも継続の見込みだ。銀行は8・75%の給与調整を提案したが、組合側の求める16%(インフレ率+5・6%)との隔たりは依然大きい。21日現状、大聖市圏で営業が止まっている銀行支店は717店。公共料金振込みや年金受給が不便な日々はいつまで続くか。
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 21日に行われたサッカーのブラジル杯準決勝第1試合、サントスは敵地モルンビでサンパウロに3―1で圧勝。決勝進出に向けて俄然有利な展開となった。一方、パルメイラスは敵地マラカナンでフルミネンセに1―2で敗れたが、点差が1点のままで、かつ敵地で得点できたことは本拠地での次戦には有利になった。準決勝第2試合は28日に行われる。

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