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(左から)大槻、馬目、諏訪3氏。県人会によれば震災後、県庁から初の来伯団を迎えた
(左から)大槻、馬目、諏訪3氏。県人会によれば震災後、県庁から初の来伯団を迎えた

福島から国際部副課長ら来伯=今日、県人会で復興報告会

 2011年東日本大震災の復興状況を報告するため、福島県庁から国際部の馬目常寿副課長、諏訪慎弥主査、広報課の大槻立志主幹らが来伯した。一般向けに今日7日午後1時から、福島県人会(Rua da Gloria, 721, Liberdade)で説明会を行なう。
 復興の進度や原発事故にともなう除染作業、食品の安全性などを訴える。これまでも日本国外で説明会などを行なっており、今年5~10月のイタリア・ミラノ万博でも復興をPRした。当日はパワーポイントを用いての現状報告、県産の米や水の試飲試食も行い安全性をアピールする。
 馬目副課長は「未だに福島は危険な場所だと思われている。正しい認識を広めるためにも、多くの方々に集ってほしい」と呼びかけ。諏訪主査、大槻主幹も「今の福島の良い部分を知ってほしい。これからも応援して頂ければ」と話した。
 来伯団は8日まで当地に滞在しアルゼンチン、ペルーでも同様の説明会を行なう。問い合わせは同県人会(11・3208・8499)まで。

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