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東西南北

 「17日0時から48時間、携帯電話のアプリ『ワッツアップ』がブラジル全国で使えなくなる」のニュースは国内の利用者を驚かせた。これはワッツアップ側が、犯罪捜査のために犯罪者が使った履歴を公開するのを拒否したことに関する説明を期限までに行わなかったために起きた。携帯電話のメッセージ送信ではおなじみの存在だけに、利用者の間に困惑も広がったが、昨年の大統領選候補のルシアナ・ジェンロ氏のように「ワッツアップは崩れ落ちたのに、クーニャはまだ崩れない」と、ジョークに代えてしまうつわものも現れた。だが、17日正午前後に別の裁判所がワッツアップ封印を解除した。
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 サンパウロ州サンベルナルド・ド・カンポ市内の環状線マリオ・コーヴァスで15日夜8時ごろ、乗用車にトラックが追突し、4人が死亡する事故が起きた。イミグランテスとアンシエッタの両高速道に挟まれ、ヅットラ街道方面に向う車線で、乗用車の後部にトラックが突っ込んだもので、車の運転手は軽傷で済んだが、妻と娘、息子ならびに娘の友人の4人が死亡した。トラックの運転手によると、乗用車が道の真ん中で急に止まり、止められずに突っ込んだという。
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 日本で開催中のクラブ・ワールドカップ準決勝で17日、欧州王者のバルセロナ(スペイン)は3―0で、アジア王者の広州恒大(中国)に圧勝し、決勝進出を決めた。負傷中のネイマールとメッシは欠場したが、南米トリオのもうひとり、スアレスが3得点を決めた。リーベル・プレート(アルゼンチン)との決勝は、20日に行われる。

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