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新会長の安永氏
新会長の安永氏

ノロエステ連合総会=新会長に安永信一さん=白石さん12年務め勇退=皇室来伯「もう動き始めた」

12年間会長を務め勇退した白石氏

12年間会長を務め勇退した白石氏

 ノロエステ連合日伯文化協会の定期総会が3月6日、アラサツーバ日伯文化協会で行われた。新会長にビリグイの安永信一氏(68、三世)が就任、6期12年間会長を務めた白石一資氏(かぞし、81、二世)は勇退した。移民110周年が2年後に迫り、サンパウロ州地方部への皇室の来伯が期待されている中、〝移民の故郷〟ノロエステの顔として、新会長の手腕が問われている。

 総会は午前9時に開始、傘下30団体のうち、27団体から約130人が出席した。呉屋春美ブラジル日本文化福祉協会長、飯星ワルテル連邦下議、アンドラジーナ市の小野秋夫ジャミル市長ら日系政治家も多数出席した。
 役員改選には、安永氏とリンス文化体育協会長の松浦秋雄氏が立候補した。第3アリアンサの島崎清会長からは白石氏続投を望む発言があり、拍手で同意する声も多数上がったが、本人は「引き際が肝心。若い会長にもっとノロエステを発展させて欲しい」と強い決意を語り、ようやく選挙になった。投票の結果、24対3で安永新会長が誕生した。
 6代目会長となる安永氏はプロミッソン生まれ。電気関係の仕事に携わった後、07年から2年間ビリグイ文協で会長を務めた。同連合会ではこれまで二期、書記を務めていた。移住102年目を数える安永家の一人で、プロミッソン市議を9期務めた父・伯雄さんの四男にあたる。
 本紙取材に対し、「家族代々、ノロエステの方々にお世話になってきた恩返しと思って立候補した」と語った。110周年に同線へ皇室来伯を迎える運動に関して、「既に実現に向けて話し合いを進めている。これからは忙しくなる」と期待に胸を膨らませた。
 後進に未来を委ねた白石氏は、「移民百周年祭の委員としてブラジリアでの式典に参加した頃が特に印象深い。110周年に皇室をお迎えすることに期待している。早めの準備が必要、会館改築など出来ることは今の内に進めていかなければ」と釘をさした。
 15年度の事業報告では、平野植民地、アグア・リンパの両入植100周年式典、上塚周平80周年忌法要、ビリグイ100周年記念を始めとした各文協の盆踊りなどが報告、承認された。
 16年度事業計画では、連合会がアラサツーバ文協と毎年共催している「ノロエステ盆踊り」を、今年100周年のリンスで開催する方向で協議中だと報告された。
 2015年度の会計は支出1万7041レアル、収入は1万2203レアルと赤字報告された。14年度からの繰越金4万44レ等から赤字分を差し引きして、3万5085レが16年度に繰り越された。
 新役員は次の通り。敬称略。会長=安永信一、副会長=田中テルジ、書記=ヒロシ・チボ(第一)、=本田ヒデト(第二)、トシヒコ・トマ(日本語)、会計=平田エドワルドミキオ(第一)、ハヤコ(第二)、監査=真田カルロス一男、園田ヒロト、西田均、区会長=中峰昌三(第一地区A、バウルー)、岡地健宣(同B、プロミッソン)、中上剛(第二地区、グアララペス)、香林昭二(グアラサイ)、司会=西塚義弘

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