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愛知40代女性がジカ熱感染=4例目、中南米に滞在歴

 【共同】厚生労働省は24日、中南米から帰国した愛知県に住む外国籍の40代女性がジカ熱に感染していることが確認されたと発表した。渡航先で感染したとみられる。中南米で流行が拡大した昨年5月以降、国内で感染が確認されたのは4例目。
 厚労省によると、女性はブラジル以外の中南米の流行地域に約2週間滞在し、20日に帰国した。その後、37・9度の発熱と発疹、関節痛、結膜炎などの症状が出て、23日に医療機関を受診。24日、国立感染症研究所の検査で確定した。
 現在は熱が下がり容体は安定、自宅で療養している。現地で何度か蚊に刺されたという。同行者に症状は出ていない。中南米では30以上の国や地域で流行しているが、女性の渡航先は明らかにしなかった。
 厚労省は「現在、国内は蚊の活動時期ではないため、感染が拡大するリスクは極めて低い」としている。一方、妊婦の流行地域への渡航は控えるよう呼び掛けている。
 ブラジルで小頭症の新生児が急増し、世界保健機関(WHO)は2月、緊急事態を宣言した。国内ではジカ熱の患者は2013年に初めて確認され、それ以降では7例目。すべて海外で感染した「輸入症例」としている。

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