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東西南北

 暫定大統領に就任したミシェル・テーメル氏の夫人マルセラ・テーメル氏の携帯電話に不正にアクセスし、同夫人の個人的な写真を3枚入手の上、公開すると脅迫して金をゆすろうとした31歳の男が逮捕された。犯行は先月の事で、容疑者の瓦貼り職人は11日に、サンパウロ市南部サンジョアン・クリーマコ区の自宅で逮捕された。男の妻と義理の姉妹も共犯として逮捕された。テーメル氏の広報官は、同件に関するコメントを避けた。
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 31歳の女性が、17歳の少女が産んだばかりの新生児を6千レで買った疑いをかけられている。子供を売った少女は、2月に偽造の身分書を使って、出生届の手続きをすり抜けた。産院の女性看護師も犯罪幇助の疑いで捜査を受けている。容疑をかけられている31歳の女性は、新生児は買ったのではなく、養子に取ったのだと供述している。供述によると、2人は妊娠5カ月だった少女が養子引き取り先を探していた時にインターネットで知り合い、6千レを渡したのは、産着を買ったり、少女の両親に産まれた子供が必ず引き取られると安心させたりするためだったという。
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 大サンパウロ市都市圏、イタクアケセツーバ市のバール経営者アントニオ・ダ・コンセイソンさん(58)が10日夜、ビールを〃つけ〃で売ることを拒み、射殺された。犯人は36歳の男性で、妻と共にバールにいた。男が瓶ビール1本を〃つけ〃で買おうとしたが、それを拒んだため口論となった。逆上した男は自宅から銃を持ち出すと、バールに戻り凶行に及んだ。男は犯行後に逃亡し、警察が行方を追っている。

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