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石碑除幕で日伯の絆確かめ=文協文化祭り1万人超で賑う

除幕式を祝う呉屋会長(右)と中前総領事(左)

除幕式を祝う呉屋会長(右)と中前総領事(左)

 ブラジル日本文化福祉協会(呉屋春美会長)は21、22両日、聖市で開催されたビラーダ・クルツラル期間中、第10回文化祭りを文協ビルで開催した。大講堂での様々な演目をはじめ、サロンでの生け花協会による合同華展、文化ホールでの各種ワークショップなど、日系・非日系を問わず、終日多くの来場者で賑わいを見せた。
 あいにくの悪天候だったが、推定1万2千人以上が来場。1万人超えは数年ぶり。中島エドアルド剛事務局長によれば、例年1日だけの催しだったが、今回は土日2日間の開催で成功させようと一致団結したという。「呉屋会長新体制の下、委員会活動が活発に行われ、ボランティア準備など大変な労力と調整があった」。
 初日正午からの開幕式に先立ち、庭園では安倍晋三首相による揮毫「日伯繁栄 JUNTOS(一緒に)」が刻まれた記念碑の除幕式が執り行われた。安倍首相は一昨年8月、現職としては10年ぶりの来伯だった。
 来賓の中前隆博在聖総領事は、揮毫の内容に加え、それが送られてきた理由を「総理が訪れた際のおもてなしへの感謝、日系社会の歴史に対する敬意。そして日伯両国が共に繁栄しようという、日本政府の強い意思の表れ」と説明した。
 開会式では各団体の代表者が登壇。聖州の公式行事として認定され10周年という節目も迎え、呉屋会長ら文協関係者へ謝意が伝えられた。
 一方、羽藤譲二聖州議は「厳しい政治経済情勢ではあるが、日系社会として伯国に貢献していかなければ」と語りかけ、「雇用を創出し汚職を減らそう」と来場者へ呼びかけた。
 大講堂前のサロンでは、約70点もの生け花が来場者を盛大に迎え、ビル内の各部屋で様々なワークショップが行なわれた。今回文協祭りに初めて訪れたという堀口亮介さん(25、二世)は、「生け花が豪華絢爛で驚いた。これだけ多くのワークショップを一日で体験できるのは初めてだった」と喜びの表情をうかべていた。


□関連コラム□大耳小耳

 先日の文化祭りで、お年寄りが元気に体を動かして、賑わいを見せている会場があった。その名も「ダンサ・セニョール」。ドイツ発祥のダンスで、フォークやクラシック音楽に合わせて、楽しく無理なく体を動かすことのできる体操だ。文協1階で毎週火曜日午後1時から定期クラスがあり、わざわざ遠方から来る人が大勢いるとか。家でじっとしている人は1回参加してみては。体を動かし、たくさん話をすることで、心も体もスッキリするかも。

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