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コロニア偉人の伝記を普及させよう

 「肩にタコがある」―先輩の日系カメラマンがそう言うので触ってみると、確かに硬くて大きな瘤があった。年中重いカメラバッグを担いでいたためだという。よくそこまで仕事に打ち込んだものだと感心した。
 「仕事熱心で勤勉」というのは、日本人の代表的な特徴と言われる。この美点を末永く子孫に継承するには、どうすればよいだろうか?
 日本では孝行や勤勉さを体現した「二宮金次郎」が、生き方の手本として絵本や道徳の教科書に登場する。では、日系社会に貢献した上塚周平など偉人の伝記をポ語訳して、日系の小中学校や日語学校で普及させてはどうだろうか。
 倫理や道徳は、今ブラジル社会にもっとも必要とされている内容だ。その偉人と同じ血を自分が受け継いでいることを知れば、誇りを持って生きていく力となるのでは。(将)

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