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沖縄=位牌に更なる発展誓い=慰霊法要に150人が参列

しめやかに行なわれた献楽、献花、献茶の儀

しめやかに行なわれた献楽、献花、献茶の儀

 ブラジル沖縄県人会(島袋栄喜会長)は12日午前、聖市の同県人会館にて第22回開拓先没者追悼慰霊法要を行った。県人ら約150人が参列し、先人の霊に対し献楽、献茶、献花の儀を捧げ、追悼の辞、焼香を上げてその遺徳を偲んだ。
 午前10時半、居並ぶ参列者を前に、金城ルイス慰霊法要実行委員長が開会の挨拶を行い、最低気温3度という例年に無い寒さの中、集まった参列者らを労った。
 続いて献楽の儀として野村流音楽協会、野村流音楽保存会、琉球筝曲興陽会、琉球筝曲保存会の各ブラジル支部が「十七八節」を演奏。沖縄留学経験のある松本サトミ・カリナさん(27、三世)と金城りえさん(19、三世)が献花の儀を、琉球ぶくぶく茶道ブラジル支部が献茶の儀を行った。
 三儀の後、島袋会長が県人を代表して追悼の辞を行い、先没者に対する感謝を述べた。また県人会が創立90周年を迎え、9月に知事を招いて記念式典を行うことを報告。「二、三、四世の力を結集して、県人会を更に発展させていく」と位牌を前に誓った。
 曹洞宗天随禅寺の孤圓ソーザ導師による読経の下、焼香が始まり、参列者らは手にした抹香に感謝の思いを込め、静々と焚きあげていった。参列した元県人会長で同追悼法要の発案者である山城勇さん(89、沖縄)は、「先人に対する感謝の気持ちを忘れてはいけない。今後も是非続いていってほしい」と話した。

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