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山口RCの真心、2施設へ=22年目の10万円寄付、今年も

記念撮影に収まる関係者(提供写真)

記念撮影に収まる関係者(提供写真)

 山口ロータリークラブ(RC)がブラジル山口県人会を通じ、救済会「憩の園」とサンパウロ市の託児所「ジラソル」に日本米や生活用品を寄付した。
 金額は山口RCからの10万円に、同県人会による寄付を合わせた3308・88レアル。22年目となる継続事業で、贈呈式は14日午後、サンパウロ市リベルダーデ区の県人会館で行なわれた。
 ジラソルには塩素消毒液96リットル、粉石けん144キロ、液体洗剤72リットルが贈られた。和田アンナさんと遠藤オズワルドさんは、「多くの支援物資に感謝。我々だけでなく地域にも分配して使わせて頂きたい」と感謝した。
 420キロもの日本米を受け取った救済会の佐藤直会長は、「普段の食事から日本米を食べられるので、高齢者に大変喜んでもらえる」と礼を述べた。
 両団体への寄付は昨年に続き2年連続。それまではオザスコ市の孤児院、希望の家に寄付を行なっていた。

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