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 土曜日付けで報じた5団体によるリオ五輪日本人支援委員会。特設ページの開設には、15社から22口の協賛があったという。商工会議所の村田俊典会頭は、「会議所では今年、日系社会委員会を日伯交流委員会に改めた。応援イベントなどを通じ、進出企業とコロニアの交流を深めたい」と積極協力の構え。会員の内3分の2は進出企業という会議所だが、もともとは地場日系企業が中心だった。普段はあまり接触がないコロニアと駐在員社会だが、南米初の五輪という今こそ、一体となった声援で日本代表を応援し、交流を深める良い機会だ。
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 そのリオ五輪まであと20日余り。大会に出場する柔道家、知花チャールズ選手の激励会が5日、ルーツのある沖縄県読谷村の役場で行なわれたようだ。同村観光協会のフェイスブックによれば、村長ほか親族らも出席。金色で刺繍された黒帯とお守り、激励金が親戚に託され、開幕までに本人に届けられるという。沖縄の結束の強さをしみじみ実感。故郷の想いも背に、ぜひメダル獲得を!
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 サンパウロ市ヴィラ・マダレーナのA7MA美術館(Rua Harmonia, 95B)で日系人と日本人の若手芸術家たちが美術展を開いている。展覧会のタイトルは「ようこそ」で移民108周年を記念したものだ。間部学さんの孫ダンさんら20人の作品が並ぶ。7月23日まで、会館日は月~土、午前11時~午後8時まで。入場無料。日系芸術に興味のある人は足を運んでみては。

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