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コラム オーリャ!

 大きな問題もなく閉幕したリオ五輪。実際に会場を訪れると「遺産とは何だろう」と考えさせられる。場内を見渡せば、小奇麗な外国人が多く目に付いたからだ。
 施設内の売店は軽食15レ~、飲み物10レ~と庶民向けではない。公式グッズもマスコットやTシャツが100レする。現地に訪れると商業主義という印象ばかり残った。
 市内のバスから見える景色は、住民の日常生活そのものだった。走り回るちびっ子、軽装で買い物に出かける主婦。バス内に目をやると、五輪のあおりを受けた大混雑に悩ませられる会社員が多かった。
 彼らにとっての恩恵とは何だろう。道路も拡張し、交通網も発展したのは事実だが…。再び外を見ると、11年汎米大会で使用された選手村のマンション群が、白い巨像(無用の長物)と化した空しい景色が広がっていた。(祐)

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