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パラリンピック=ブラジルの金メダル二桁台に=ジアスは今大会2つ目の金

ボッチャで金メダルを獲得したアントニオ・レメ(Fernando Frazão/Agência Brasil)

ボッチャで金メダルを獲得したアントニオ・レメ(Fernando Frazão/Agência Brasil)

 リオで開催中のパラリンピックは13日に金メダルが10個に達し、4大会連続で2桁台の金メダル獲得となった。13日付伯字紙サイトが報じている。
 12日には新たに三つの金メダルがブラジルにもたらされた。まず陸上男子円盤投げ盲目者の部でアレサンドロ・ロドリゴ・シウヴァが優勝。円盤投げはブラジルが得意とする種目で、これで通算5度目の金獲得だ。
 障害者用の球技「ボッチャ」の男女混合のBC3級では、アントニオ・レメとエヴェリン・デ・オリヴェイラ、エヴァリ・ソアレス・ダ・シウヴァ組が金を獲得した。
 男子水泳50メートル自由形身体障害者の部では、ダニエル・ジアスが200メートル自由形に続き、今大会2度目の金を獲得した。彼は北京で4個、ロンドンで6個の金を獲っており、これで通算12個目の金。今大会も既に金2、銀2、銅1を獲得し、「パラリンピックのマイケル・フェルプス」の異名にふさわしい活躍をしている。
 13日は男子陸上400メートルリレーでも金メダルを獲得し、ブラジルのメダル数は10個となり、14個のアテネ、16個の北京、21個のロンドンに続いて、4大会連続でメダル数が二桁に乗った上、リオ五輪での金9個を上回った。競技は18日まで続くため、メダル数をどこまで増やせるかに注目が集まる。
 また、銀メダルの数は12日に6個(陸上で3個、ボッチャ、水泳、卓球で各1個)増え、13日午後3時現在で19個に達した。13日午後3時現在の銅メダルは10個となっている。
 13日現在のブラジルのメダル獲得ランキングは、中国、イギリス、ウクライナ、アメリカに次いで5位となっている。

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