ホーム | コラム | 東西南北 | 東西南北

東西南北

 2日の選挙の余韻をまだ引きずっているブラジルだが、それと同時にいろんなこぼれ話も出てきている。まず、サンパウロ州カシア・ドス・コケイロスでは、「ジウマ・クーニャ」と名乗る女性教師が出馬して、見事、市長に当選した。罷免されたばかりの前大統領や前下院議長と同じ名前でも市民は気にしなかった。所属政党がテメル大統領と同じ民主運動党(PMDB)というのはなんとも皮肉? 一方、パラナ州クリチーバでは、ラヴァ・ジャット作戦を取り仕切る判事と同名のセルジオ・モロ氏が出馬したが、名前の効果もなく、175票しか取れなかった。同州サンジョゼ・ドス・ピニャイスでも、同名の候補が僅か94票で落選した。
     ◎
 このところ、サンパウロ市内で「フォーラ(やめろ)、テメル」「ゴルピスタ」などと殴り書きをした落書が様々なところに拡大する傾向が起き、問題になっているという。しかもそれが、公共の目立つところなどで散見されるようになっている。政治への不満を叫ぶのは市民の権利だが、器物破損の罪を起こし、損害を与えるのはいかがなものか。抗議運動で有名になった謳い文句も、今回の市長選での左翼大敗で沈静されそうな気もするが。
     ◎
 市長選明けの3日に行われたサッカーの全国選手権で、首位パルメイラスは敵地レシフェでの対サンタクルス戦で苦しみながらも3―2で勝利した。これで勝ち点を57とし、今節引き分けに終わったフラメンゴとの勝ち点差は3に広がった。次節は、ガブリエル・ジェズスが再びセレソン召集で不在となるが、なんとか乗り切りたいところだ。

image_print

こちらの記事もどうぞ

  • ざっくばらんに行こう!=ブラジル社会面座談会=ムリやり先読み!=政治リアリティショー=「首都スキャンダル劇場」2017年1月1日 ざっくばらんに行こう!=ブラジル社会面座談会=ムリやり先読み!=政治リアリティショー=「首都スキャンダル劇場」 リオ五輪後の〃大掃除〃 【深沢】さあ、久しぶりに『ざっくばらんに行こう』座談会です。 […]
  • 東西南北2018年7月18日 東西南北  テメル大統領と上下両院議長がいずれも職務で国外に出たため、カルメン・ルシア最高裁長官が17、18日に大統領代行を務める。同長官の大統領職代行は3度目だ。一部の国民は、カルメン氏が最高裁長官としての業務を遂行できない間の代行が予想されるトフォリ副長官が、逮捕中のルーラ元大統領を […]
  • 《ブラジル》第4地域裁の当直判事が突如のルーラ釈放令=二転三転の末、収監は継続=「全ての法的手段とる」とPT=テメル外遊中に一波乱?2018年7月11日 《ブラジル》第4地域裁の当直判事が突如のルーラ釈放令=二転三転の末、収監は継続=「全ての法的手段とる」とPT=テメル外遊中に一波乱?  【既報関連】連邦第4地域裁(TRF―4)の日曜当直判事だったロジェリオ・ファブレト判事が8日午前9時ごろ、収賄と資金洗浄の罪で4月7日から収監されているルーラ元大統領に人身保護令(HC)を適用の上、釈放するよう命令した。20年来の労働者党(PT)シンパだった同判事が日 […]
  • 東西南北2018年5月24日 東西南北  本日報じたように、出馬を諦め、後継大統領候補としてメイレレス前財相に期待したテメル大統領。本来ならトップ・ニュースのはずだが、事前から噂が立っていたことも手伝い、報道の扱いは小さいものに。それよりも、トラック業界の起こしたデモによる混乱の方が、報道陣も国民も関心が高いという結 […]
  • 東西南北2018年3月24日 東西南北  22日の最高裁がルーラ元大統領に対し、4月4日までは逮捕されない事を保証する暫定令を出した際、「本人のせいではない裁判の遅れで元大統領が束縛されるべきではない」と言った判事が居たとか。第4地域裁での2審で有罪とされた被告は皆、2審後の刑執行との原則に従っているのに、期間限定と […]