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東西南北

 エドゥアルド・クーニャ前下院議長が逮捕された。思えば、クーニャ氏が昨年の10月にこの秘密口座を顔写真付でばらされ、下院の倫理委員会で議員罷免の審議を受け付けるとの判断が下されたことにクーニャ氏が立腹したことから、ジウマ前大統領の罷免審議がはじまったものだ。あれから約1年、ジウマ氏もクーニャ氏も共に罷免となったが、この逮捕で、国民感情的にも、もやもやしたものが晴れた人も少なくないと思われる。あれだけ露骨な証拠が見つかっても、権力を行使して抵抗していたのだからなおさらだ。いずれにせよ、ブラジル政治史を揺るがした人物であることに間違いない。裁判の行方が気になるところだ。
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 18日のレデ局でのリオ市長討論会の際、マルセロ・クリヴェラ候補は、この日の討論会の成功を「司会を務めたマリアナ・ゴドイ氏が美人だからだ」と答えた。福音派候補として知られ、これまで同性愛差別などの発言も行ってきた同氏による、女性蔑視とも取れる発言には生放送の時点で観客から不満の声が漏れたが、それを受けたマリアナはミス・コンテストの優勝者のような振る舞いでその発言を皮肉った。この機転が決選投票にどう影響するか。
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 昨日付本欄で報じた、サンパウロ市地下鉄4号線ピニェイロス駅工事での陥没事件で、7人が死亡したにも関わらず、責任を問われていた14人が無罪になった件で、ラヴァ・ジャットを担当する連邦警察が18日、同事件を調査していた捜査官に賄賂が支払われた形跡があると発表した。これでまた裁判一転の可能性が出てきたが、果たして。

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