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ブラジル日清=カップ麺トマト味を発売=5種に拡大、若者へPR

安田副社長、浅野社長、木所取締役

安田副社長、浅野社長、木所取締役

 ブラジル日清食品有限会社(浅野隆司取締役社長)が18日、カップラーメン新シリーズ発表イベントをサンパウロ市内のビュー・バーで開催した。報道関係者など40人ほどが出席し新商品を味わった。
 新商品は既存のフランゴ、カルニ、野菜、ガリーニャ、クリームチーズに加えトマト味が追加され、価格は3・5レほど。熱さを遮断するためプラスチック製の容器が紙に変わり、手軽に食べられるようになった。スーパー、バンカに加え駅の売店や学校、空港、バールでも販売される。
 浅野社長は「1965年からブラジルに進出し、当地のヌードル文化の一部になれて嬉しい。日清のカップヌードルは世界で一番消費されているカップ麺。皆さんもぜひ楽しんでほしい」と語った。
 新商品のCMではサーフィンやストリートサッカーなど、様々なスポーツ選手7人が侍に扮しブラジル各地で競技を披露する。2013年の県連日本祭りでリフティングパフォーマンスを行なった徳田耕太郎さんも出演している。「セージャ・ア・レンダ(伝説になれ)」というキャッチコピーの下、若者向けにアピールしていく。
 また、11月6日にはパウリスタ大通りのショッピング・センター3やトップ・センター前などで新商品の発売記念イベントが行われる。

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 新商品の販売イベントや世界的なスポーツ選手を起用したCMを制作し、「今回の新商品に全力を賭けている。新商品は必ず売れる」と意気込んだブラジル日清。新商品は新しい麺を使い具の量も二倍になった。「おいしさ、品質、健康」の3要素がウリだ。カップ麺の年間消費量は日本が56億食でブラジルは24億食らしいが、新商品で日本の消費量にどれだけ迫れるか。

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