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オーリャ!

 今年は日本で自然災害が相次ぐ。熊本地震を始め、鳥取でも21日に震度6を計測した。記者の実家岐阜でも、「震度2くらいで揺れた」と両親から速報があったから被害を案じる。
 当地からも憂慮する声が聞こえる。そんな時、8月末の台風10号被害の見舞金として、岩手県人会が25万円を寄付したと聞き、「外国からもできることがあるんだな」とつくづく感じた。
 台風被害は甚大で死者は27人、被害総額は1500億円に迫るという。切迫した中で、外国からの浄財はとても心強いのではないか。熊本県人会の寄付も同じだったに違いない。
 日本では地震の備え物資を備蓄する。天災が少ない当国では不要だから、代わりに〃見舞い支度金〃を個々に準備してはどうだろう。そうすれば母県や日本が危険な時に、真っ先に郷土へ思いを届けられる。(祐)

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