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UCES=ソロカバが聖市文協脱会へ=定例役員会で公式に表明=桜祭りに支障をきたす恐れも

参加者で記念撮影

参加者で記念撮影

 聖南西文化体育連盟(UCES、山村敏明会長)は1月28日、ピラール・ド・スール日伯文化体育協会会館で2017年初の定例役員会を行い、13団体から47人が参加した。会計報告、新年度予算の承認等が行われた他、運用の始まった300万レアル基金に対して年間7千レもの課税通告があったことに対する対応が協議され、ソロカバ日伯文化体育協会からは聖市の文協会員を脱会する意向表明が行われ、ほかの団体も追随する勢いをみせた。

 会冒頭で新年挨拶に立った山村会長は、来年がUCES発足から70年の節目に当ることに触れ、昨年から本格運用のはじまった300万レアル基金プロジェクトこそが「次世代を作る基になる」と述べ、同プロジェクトの発案者であり、出資者の天野鉄人氏に記念感謝プレートを贈呈した。
 ソロカバ文協は会議の中で、聖市文協の会員を脱会する意向であることを表明した。脱会の主な理由は「会員であることに価値を感じられないこと」だという。ソロカバ文協はこれまで団体会員として年800レ、役員らも個人会員として330レを納めてきた。
 ソロカバの表明に賛同し、ほかの傘下団体からも聖市の文協に対する不満が噴出した。聖南西の主だった団体が聖市文協から抜けると、会費収入が約1万レアルほども減る可能性があるほか、聖南西諸団体の協力なければ文協の「国士舘センターの桜祭り」開催にも支障をきたす恐れがありそうだ。
 山村会長は「UCESとして脱会を止めることも、勧めることもできない」と話し、脱会は各団体の意思に任せるとした。聖市文協と地方連合会の話合いの場がますます必要となってきた。
 その後、各クラブの活動報告と新年度行事の開催日調整等が行われ、2016年度の貸借対照表報告では収入205万4670・76レに対し、支出が205万7950・98となり、3280レ赤字だったと報告された。2017年度予算計画では収入6万1201レ、支出6万20レとの案が承認された。
 続いて、基金収入に対して年間7千レもの課税通告があった件に関して報告が行われ、出席者らが対応を協議。最終的に弁護士を通じて、減免もしくは免除の交渉を進めることとなった。

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