ホーム | コラム | 東西南北 | 東西南北

東西南北

 15日、ブラジル連邦最高裁は、「昨年5月に最高裁が下院議長職停職を決めた時と同じ理由で逮捕されたのは不当」として釈放を求めていた前下院議長のエドゥアルド・クーニャ被告に対する全体審理を行った。同被告の最高裁への訴えは議長時代から一貫して不人気で、15日も「ラヴァ・ジャットの報奨付供述に応じられたら社会が混乱」との思惑などもあってか、あえなく却下。当初は一笑に伏す向きもあった「(急逝した)ルーラ元大統領のマリーザ夫人と似た症状」と訴えていた動脈瘤は診断書も提出されたが、人身保護令については高等裁が判断するとの判断もあったようだ。同日は、これまで常に賛同票ゼロだった同被告に初の1票が入り、1対8での敗戦だった。
     ◎
 16日のサッカー・サンパウロ州選手権で、パルメイラスは本拠地アリアンツ・パルケでサンベルナルドと対戦。2―0で勝ったが、前の試合で敗れた上、この試合でもなかなか点が入らなかったため、ファンからは昨年の全国選手権制覇をもたらしたクッカ氏の監督復帰を求める声が漏れた。同選手権は現在、12節あるリーグ戦の4節目で、決勝トーナメント進出圏内にもいるから焦ることはないが、低迷期が長かっただけに、ファンは長い黄金期を望んでいるか。
     ◎
 19日午前0時で夏時間が終わり、時計の針が1時間戻る。このため、19日は1時間多い25時間となる。この時間を利用して多く眠るも、夜更かしして遊ぶもよし。17日からはカーニバルのブロッコの行進もはじまっており、月末のカーニバルに向け、気分もいよいよ高まってくる。

image_print

こちらの記事もどうぞ

  • 東西南北2018年9月29日 東西南北  本日付で報じているヴェージャ誌のボウソナロ氏のスクープは強い波紋を投げかけている。同氏は「汚職をしない」というイメージを売りにしていたため、影響は決して小さくはないだろう。ヴェージャ誌といえば、2014年の大統領選直前には、「ルーラ氏はラヴァ・ジャットの汚職を知っていた」とい […]
  • 東西南北2018年3月29日 東西南北  28日付現地紙では、ルーラ元大統領と、最高裁でのラヴァ・ジャット作戦担当報告官のエジソン・ファキン判事の双方が脅しにあったことが報じられた。それだけ、国内の政治に関して、両極化した勢力の緊張感が高まっているということなのだろうが、当人たちの命まで脅かすような行為をとることは、 […]
  • 東西南北2018年3月24日 東西南北  22日の最高裁がルーラ元大統領に対し、4月4日までは逮捕されない事を保証する暫定令を出した際、「本人のせいではない裁判の遅れで元大統領が束縛されるべきではない」と言った判事が居たとか。第4地域裁での2審で有罪とされた被告は皆、2審後の刑執行との原則に従っているのに、期間限定と […]
  • ブラジル社会面座談会=ざっくばらんに行こう!=大統領選挙の勝敗を占う=独断と偏見でズバリ!勝者はだれか=サッカーW杯との深い関係?2017年12月29日 ブラジル社会面座談会=ざっくばらんに行こう!=大統領選挙の勝敗を占う=独断と偏見でズバリ!勝者はだれか=サッカーW杯との深い関係?  2018年は大統領選挙の年――。独断と偏見による激論で、ブラジル社会翻訳面記者と編集長が紙上座談会でズバリ勝敗を占った。ラヴァ・ジャット作戦が進展する中で、2015年末にはジウマ大統領の罷免審議がエドゥアルド・クーニャ下院議長(当時)によって始められ、2016年8月には罷免が […]
  • 東西南北2017年4月12日 東西南北  サンパウロ市のジョアン・ドリア市長は今日12日より、韓国のソウルを訪れている。今回も2月に中東の富豪を訪れたのと同様、市内の大型施設民営化やネーミング・ライトの交渉を同国の大手企業に持ちかける意向で、ヒュンダイ、SK、LG、サムスンなど、ブラジルでもなじみの企業をまわる予定だ […]