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デカセギでなく訪日就労=新たな派遣業立ち上げへ

総合支援の人材派遣業を目指す横山さん(左)と小高取締役

総合支援の人材派遣業を目指す横山さん(左)と小高取締役

 建築業や人材派遣業務の株式会社e―system(本社・岐阜県)が、サンパウロ市で事務所開設を目指している。日系人を対象に訪日就労を促すためで、生活面での支援にも大きな意欲を見せた。
 開設を目指し調査、視察のため先月11日、取締役の小高茂之さん(64、神奈川)と横山雅美さん(46、石川)が着伯した。従来の単純労働者あっせんではなく、語学や習慣、ビジネスマナーの講座など、日本での生活に馴染むような支援もしたいという。
 「デカセギという言葉は好きではない。家族で転居し、日本で基盤を築けるような支援をしたい」と意義を語った。
 小高さんは16日に帰国。横山さんは法人設立手続きや、当地代表者の選定などを目的に5月まで滞在する。

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