ラヴァ・ジャット作戦(LJ)において、資金洗浄などの容疑で起訴され、実刑判決も受けたジョアン・サンターナ被告と妻のモニカ・モウラ被告が、報奨付供述で、ジウマ前大統領とルーラ元大統領(共に労働者党・PT)は、大統領選での経費や報酬の大半が、建設大手のオデブレヒト(O)社が正式な献金として払った金と、隠し口座に振り込んだ金で支払われた事を知っていたと語ったと、12日付現地各紙が報じた。
サンターナ被告らは、ルーラ氏の06年大統領選と、ジウマ氏の10、14年大統領選の時の選挙参謀で、PTの知事や議員の選挙にも関与していた。