ホーム | コラム | 大耳小耳 | 大耳小耳

大耳小耳

 柳誌『ぶらじる川柳』(ぶらじる川柳社)が213号を5月に発行した。《テーメルさん何とかしてよこの不況》(中山哲弥)と大統領に頼む作品を目にした日、皮肉なことにその本人が一番の苦境に立たされていた(詳細2面)。《冷蔵庫前にたたずみはて!なにを》(久保久子)を読んで、「私も、私も」という人は多い。そんなときは《とり合えず取るセルベージャああ美味い》と続けるのも楽しい。《健康でいる幸せを病んで知る》(上地花子)は骨身に沁みる作品。《飽食で病んで粗食に金をかけ》(荒井花生)も「その通り」と膝を叩く傑作か。《飽食に病んで金かけ汗をかく》もいいかも。
     ◎
 会報『京都らてんアメリカ』第6号(京都ラテンアメリカ文化協会、京都府所在)がたまたま編集部にまわって来た。「京都」と「ラテン」という組み合わせが不思議だとおもってパラパラ見ていたら、京都外語大の教授陣が多く、なるほどと納得。ポ語やスペイン語学科があり、人材は豊富。しかもサンパウロ市文協の呉屋春美会長の訪問記事まで掲載されていた。思えば、当地にもブラジル京都会がある。古めかしい伝統のイメージが強い古都だが意外に「近い」存在かも。

image_print

こちらの記事もどうぞ

  • 大耳小耳2020年3月19日 大耳小耳  東京大学保健センターサイトによれば、新型肺炎の症状は以下の通り。 《★風邪の症状や37・5℃以上の発熱が4日以上続いている。(解熱剤を飲み続けなければならないときを含みます) ★強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある。※高齢者や基礎疾患等のある方は、上の状態が2 […]
  • 大耳小耳2020年2月18日 大耳小耳  日毎叢書企画出版の『楽書倶楽部』第512号が2月に刊行された。沼田信一著『信ちゃんの昔話』の転載が始まった。「ファゼンダ・コチアー」とタイトルにあるので、産業組合の話かと思ったら、北パラナのカフェ耕地の名前。平日はカフェの仕事をし、日曜日は自分の畑を作るという、休みのない開拓 […]
  • 大耳小耳2020年3月3日 大耳小耳  2月18日付樹海コラム《県連日本祭りで「日本移民ショー」改訂版再演を》に対する読者からの感想が送られてきた。サンパウロ州ポンペイア在住の須賀得司さんで、ありがたいことに《大いに共鳴、一筆参らす次第》とのこと。一世が日本語世界の中で主張した日本文化を、二世、三世がポルトガル語世 […]
  • 大耳小耳2019年9月21日 大耳小耳  5月16日に来伯してブラジル中を飛び回り、パラグアイでも歌声を披露している歌手中平マリコさんだが、10月6日に帰国する予定。1日に開催された「第5回さぁ~始めよう」はもちろん、県連日本祭り、アマゾン移住90周年記念行事への出演、日系福祉施設の巡回公演など精力的に飛び回り、そこ […]
  • 大耳小耳2019年11月23日 大耳小耳  ブラジル高知県人会は今週の日曜日に、フェイジョアーダの食べ放題が楽しめる「フェイジョアーダの日」を開催する。日系社会でよく言われるのが「日系団体の婦人部が作る日本食は、家庭的で日本料理店に勝るくらいおいしい」ということ。彼女らの料理は慣れ親しんだ「おふくろの味」。今回は日本食 […]