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ビラ・モラエス文協=17/18年度新役員

杉浦副会長、平木会長

杉浦副会長、平木会長

 サンパウロ市南部のビラ・モラエス文協が2月19日に2017年度定期総会を開き、役員改選で平木勝範さん(67、広島県)が新会長に就任した。25日、平木会長と杉浦正将副会長(79、青森県)が来社し就任を報告した。
 周囲の推薦を受け、会長に就任した平木さんは「約10年前にも会長を務めました」と語った。学生時代には陸上に取り組んでおり、「文協にスポーツができる場所がもう少し欲しいが、今は昔からある行事や活動などをしっかり続けていきたい」と意気込んだ。
 同文協ではカラオケや剣道、空手などの部活動を行っており、非日系人の参加も増加中。また今年55周年を向かえ、9月に敬老会などと一緒に55周年記念イベントを行う。問い合わせは同文協(11・5058・3051)まで。
 新役員は次の通り(敬省略)。【会長】平木勝範【副会長】杉浦正将(第一)、古沢英雄(第二)、牛丸孝司(第三)【会計】吉田ネウザ(第一)、清原マルシオ(第二)【書記】手嶋正俊(日語)、金盛晋二(ポ語)【正監事】滝山マファルダ、清水明美、木下三朗【補充監査】大山マリナ、野添ルイス、橋本敏


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 平木会長がビラ・モラエス文協に入会した1987年から青年部はなく、「当時の高齢者に聞くと設立時はあったとの話しだった」とのこと。かつて移住前には「陸上少年」として鳴らしただけに、ここに運動場がないことを少し残念そうに話したが、カラオケや剣道などの活動には若い人の参加が増えているそう。「別に日系人じゃなくても、日本文化に興味のあるブラジル人にも入会して欲しい」とも語った。サンパウロ市内の一角で日本文化を熱心に発信する同文協の今後の活動に期待。

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