【既報関連】2014年大統領選挙で、選挙期間中に政治的、経済的権力の不正な行使があったとして、当時の野党、民主社会党(PSDB)がジウマ/テメルシャッパの当選無効を訴えていた裁判の審理が、6日より選挙高等裁判所(TSE)で再開される。それを直前に控え、4、5日付現地各紙・サイトが審理の行方を解説した。
14年には盟友だったジウマ(労働者党・PT)とテメル(民主運動党・PMDB)を、選挙で敗れたPSDBが攻める構図で始まったこの裁判は、昨年、PMDBがPSDBと結んでジウマを罷免し、PMDBのテメルが後継の大統領におさまったことで攻防の構図が変化した。