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東西南北

 テメル大統領は19日からロシア訪問に出かけており、最終日の21日はプーチン大統領との会合も行った。本来なら、こういうことこそがトップ記事になるべきで、ましてやそれが、同じ新興国で貿易や政治的交友関係も気になるロシアならなおさらのことだ。だが、現在はマスコミも国民も、そういうニュースより、テメル大統領にまつわる疑惑を追うことに血眼になっており、そうした重要な外交問題すら二の次になりがちだ。不正を追究しようとする姿勢はもちろん大切だが、経済や国際政治でどのようなことをしているかを冷静に見ようとすることも忘れてはならない。もろもろの事柄が正常化するのはいつの日か。
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 サンパウロ州出身の女性シモーネ・シェウエル・ソウザさん(35)が、18日からイタリアで行方不明となっている。シモーネさんはイタリアやギリシャを周遊するクルーズ船の清掃員として働いていたが、イタリアに接するアドリア海付近で急に姿を消し、その近くで船を下りた記録もないという。関係者の話だと、シモーネさんは同僚の乗組員の男性と2年間にわたる交際を終えた直後だったといい、自殺の心配もされている。
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 21日から暦の上では冬に入ったブラジル。サンパウロ市でもこの日は霧雨が時折降る曇り空で、最低気温そのものは14度とあまり厳しくなかったものの、最高気温が18度と上がらず、一日中肌寒さが続いた。予報だと今日以降は日差しも戻り、天候も良くはなるというが、気温は11度から22度の間で、肌寒さが残りそうだ。季節の変わり目、健康には気をつけて。

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