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東西南北

 本頁でも報じているように、テメル大統領と検察庁のジャノー長官との対立が深まり、政界も風雲急を告げてきた。大統領側の反論も、「なぜ検察はジョエズレイ氏に対してこれほど大きな報酬を約束したのか」という国民の疑問を逆手に取ったもので、興味深くはあった。一方、検察は、今回の収賄疑惑だけでなく、さらにあと2件での起訴も眼中に入れており、手をゆるめる様子もない。テメル氏が引き続く告発に持ちこたえるかも見ものだが、8月の次期検察庁長官指名でジャノー長官に不利な選出をして報復することも考えられる。とにかく、18年大統領選の期間に入る10月まで目が離せない。
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 サンパウロ州ソロカバ市のジョゼ・クレスポ市長が、ジャケリーネ・バルセロス・コウチーニョ副市長と市の局長に暴力行為を働き、告発された。暴行事件は23日に市庁舎で起こったが、ジャケリーネ氏の母親が25日にフェイスブックで暴露して表面化したという。報道によると、市長が暴力を振るったのは、自分の事務所の職員に規定を下回る低学歴者がいると指摘されて、怒りを抑えられなくなったからとか。市民の反応やいかに。
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 サンベルナルド・ド・カンポ市で5月末、酒に酔った勢いで集合住宅に侵入し、障害者の自転車に手をかけた17歳の少年が、住民の刺青師に捕まり、「私は泥棒です」と刺青を入れられて社会問題となったが、この少年の刺青除去が22日に始まった。当初は貧しく手術代もなく、ネットで募金が募られたが、同市の病院が無料で施術。手術は10回かかり、来年3月に完了の予定だ。

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