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ブラジル五輪委員会=ヌズマン会長が辞表提出=逮捕で遂に長期政権終焉

 【既報関連】アンフェアプレー作戦第2弾で5日に逮捕されたカルロス・アルトゥール・ヌズマン・ブラジル五輪委員会会長が、11日に辞表を提出し、22年間務めた委員長職を去った。12日付現地紙が報じている。
 辞表は、11日に開かれた委員会の会議中に読み上げられた。委員たちは既に、ヌズマン氏の罷免を求める意向で固まっており、屋外では会長の直接選挙を求める選手たちも集まっていた。
 ヌズマン氏が刑務所の中で書いた短い辞表は、同氏の担当弁護士であるセルジオ・マジーロ氏が読み上げた。この間、拍手のようなものは一切起こらなかったという。
 ヌズマン氏は1964年の東京五輪に、バレーボールの代表選手として参加。その後は、ブラジル・バレーボール協会会長などを歴任しており、1995年に五輪委員会の会長に就任。長期にわたりその座についていたが、リオ五輪誘致の際、他国の五輪委員に賄賂を贈り、開催国選挙の際の票を買収していた容疑で、5日に逮捕された。
 ヌズマン氏の後任には、ブラジル柔道連盟会長を16年間務めたこともある、副会長のパウロ・バンデルレイ氏(67)が昇格し、ヌズマン氏の任期だった20年10月まで会長を務める。

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