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《ブラジル》11月から電気代さらに高く=「赤旗2」の追加料金が増額に

 

 【既報関連】旱魃が続き、各地の水力発電所のダムの水位が落ちているため、11月からは電気代がまた上がると、25日付現地各紙が報じた。
 国家電力庁(Aneel)は24日、100キロワット/時(kWh)あたり3・5レアルが課されている、「赤旗2」の追加料金を、100キkWhあたり5レアルにする事を決めた。
 Aneelの試算では、10月と同じ量の電力を消費した場合、家計への影響は、3・01%の電気代増額となるが、ブラジル全国電力供給業者協会(Abradee)の試算はそれより大きく、3・5%増だ。
 Aneelは赤旗2の追加料金を値上げした代わりに、それより2段階低い黄旗の追加料金を、100kWhあたり2レアルから1レアルに下げた。赤旗1の追加料金は3レアルで据え置かれた。
 Aneelは、各旗の追加料金と共に、各旗を出す基準も変更した。
 これまでは、月末の降水量や時には予想降水量まで加味して判断していたため、実際にダムの水位が落ちて火力発電所を稼動させ、発電コストが上がっていても、追加料金なしの緑旗となることもあった。火力発電所を稼動させたことで生じた発電上の赤字は17億レアルで、通常の料金や追加料金ではカバーできていない。
 今後は、ダムの貯水量が充分で、水力発電だけで需要を満たせる時にだけ、緑旗が出される。
 Aneelのゼネラルマネージャー、ロメウ・ルフィーノ氏は、現在の「赤旗2」は11月も続くだろうとした。正式決定は27日に出される。

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