ホーム | ブラジル国内ニュース | 《ブラジルサッカー》パルメイラスの若手ボランチ、1100万ユーロでFCバルセロナに移籍へ=新任監督の構想崩れ、ボランチ再編が急務

《ブラジルサッカー》パルメイラスの若手ボランチ、1100万ユーロでFCバルセロナに移籍へ=新任監督の構想崩れ、ボランチ再編が急務

 パルメイラス所属のボランチ、マテウス・フェルナンデス(21)が1100万ユーロでスペインのFCバルセロナに移籍濃厚との報道がブラジルで出ている。

 ブラジルメディアは「バルセロナはまず700万ユーロをパルメイラスに支払う。バルセロナはその後のフェルナンデスの活躍次第で追加で400万ユーロを支払う」と報じている。

 パルメイラスはフェルナンデスの経済的保有権の75%を保持していて、残る25%は彼がプロデビューを果たしたリオのボタフォゴが持っているため、最初の700万ユーロは525万ユーロがパルメイラスに、175万ユーロがボタフォゴに入る。

 追加の400万ユーロが支払われた場合も、両チームは3対1の比率でそれを分け合う。

 パルメイラスは現在、2020年シーズン開幕に備えたプレシーズンキャンプのためにアメリカのオーランドにいる。フェルナンデスは、移籍手続き完了まではチームに帯同するが、オーランドでのプレシーズンマッチ、フロリダ・カップの試合には出場しない。

 フェルナンデスは14日、控え組のトレーニングにも参加せず、ルシェンブルゴ監督といくつか言葉を交わした後、チームとは別メニューのトレーニングを行った。

 今期からパルメイラスの監督に就任するルシェンブルゴ監督は、フェルナンデスとブルーノ・エンリケの2人をボランチの主軸に考えていたが、バルセロナ移籍にともない、フェルナンデスの後釜にはパトリッキ・デ・パウラが入る。

 パルメイラスは今年、昨年までのボランチのレギュラー、フェリペ・メロをセンターバックにコンバートする。フェリペ・メロの貴重な控え、チアゴ・サントスもアメリカMSLに移籍と、ボランチの再編が急務だ。

 パルメイラスは15日にコロンビアのアトレティコ・ナシオナルと、18日にニューヨーク・シティFCと試合を行った後に帰国し、22日のサンパウロ州選手権開幕戦、敵地でのイトゥアーノ戦に備える。(15日付グローボ・エスポルテサイトより)

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