ホーム | 日系社会ニュース | 宮城県から農業研修生=2カ月半、各地の農場で学ぶ

宮城県から農業研修生=2カ月半、各地の農場で学ぶ

(左から)吉加江さん、竹下会長、戸切さん、高橋さん

(左から)吉加江さん、竹下会長、戸切さん、高橋さん

 「宮崎県農業青年ブラジル国研修」の2017年度研修生として、戸切誠人(とぎりまさと)さん(25、宮崎)が8日、宮崎県人会の竹下達也会長、高橋久子さん、吉加江紀子さんとともに来社した。
 実家では父親と二人で米や大豆を作っていて、「ブラジルの農家の経営の仕方を学びたいと」意欲を見せた。また、「何も考えないで見たものを見たまま受け入れたい」と語った。
 今月5日から2月27日までで、ベレン州、アラゴアス州、パラナ州などの農場や市場に訪問する予定。すでにCEAGESP(サンパウロ州中央青果市場)に訪れていて、「果物や魚など同じものを扱う店がいくつもあり、同じ種類のものは一つにまとまっている日本の市場との違いを感じた、余りにも大きかった」と早速驚いた様子。
 同伴した竹下会長、高橋さん、吉加さんは「県からの費用を出してもらって受け入れている。沢山のことを学んで今後に生かしてほしい」と話した。

image_print