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《ブラジル》数学世界上位11カ国に名を連ねる=基礎教育レベルの低さに注文も

クリチーバ市の市立校でパソコンに触れる子供たち(参考画像・Daniel Castellano/SMCS)

クリチーバ市の市立校でパソコンに触れる子供たち(参考画像・Daniel Castellano/SMCS)

 ブラジル純粋応用数学研究所(Impa)が25日、ブラジルの数学のレベルが世界トップグループとされる第5組に入った事を発表したと、26日付現地紙が報じた。
 これは国際数学連合(IMU)が加盟76カ国を、5つの組に分けたもの。第5組のレベルが一番高く、第1組のレベルが一番低い。
 IMUはドイツのベルリンに本拠を置く、数学部門での国際的な協力を行うNGOで、現総裁は日本人の森重文氏だ。
 Impaディレクターのマルセロ・ヴィアナ氏は、「これは数学の世界選手権があったとしたら、ブラジルが上位11カ国の1部リーグにはいったということ」と語った。
 ブラジルは1954年にIMUに加盟し、1組からスタートして、78年に2組、81年に3組、2005年に4組へと昇格した。5組となった今、ドイツ、カナダ、中国、米国、フランス、イスラエル、イタリア、日本、英国、ロシアと肩を並べる。
 ブラジルは2014年、アルトゥール・アヴィラ氏のフィールズ賞受賞や、数学界で権威のある学術雑誌に掲載された論文の数が、1986年の253本から、2015年には2349本に増えるなど、トップレベルの数学教育レベルは大幅に上昇した。
 しかしながらブラジルの基礎的数学教育のレベルは、調査対象70カ国中65位で、第5組入りに疑問を投げかける声も出ている。

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