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本荘追分ブラジル大会、25日=過去最多70人、自慢の喉を競う

来社した一行

来社した一行

 ブラジル本荘追分会(川合昭会長)とグループ民(久保田紀世代表)共催『第3回本荘追分ブラジル大会』が、25日午前9時から、秋田県人会館(Av. Lins de Vasconcelos, 3390, Vila Mariana)で開催される。
 本荘追分とは、秋田県由利本荘市の民謡のこと。もともとは港町で歌われていた座敷唄で、独特の間や節回しが特徴といい、日本全国の民謡のなかでも、難易度の高い民謡として知られる。
 第3回目を迎える今大会は、過去最多の70人近くが出場する見通し。生演奏に合わせ、同じ一つの曲で自慢の喉を競う。優勝者は、今年8月に同市で開催される「第35回本荘追分全国大会」にブラジル代表として派遣される。
 指導者の海藤司さん、北原民江さんは「年々、大会のレベルが上がってきている」と語る。初代優勝者の久保田紀世さんは、全国大会で特別賞を受賞。第2回大会優勝者の中島幸夫さんは、全国大会で7位に入賞という快挙を果たした。
 また、第1回目大会から、特に若い世代の出場者が増加しており、両氏は「苦手意識を持っている一世や二世に比較して、若い世代には抵抗意識がない」と見ている。
 藤田エリーザさん(17、三世)は「秋田県は祖父母の故郷。旋律の美しさや、歌の奥深さに惹かれた」と民謡を始めた理由を語る。両氏によれば「民謡では風土が唄われ、そのなかに習慣、風俗など、その地の文化がぎっしりと詰め込まれているのが魅力」という。
 また、ヴィットル・バルボーゾさん(27)は「三味線をやっていて、それから民謡を始めるようになった。習い始めてから、日語も勉強し始めるようになった」といい、歌詞をよりよく理解するために日語を勉強し始める人も多いようだ。
 川合会長は「民謡は大衆音楽の基礎。民謡がなければ、その後の日本音楽の隆盛もなかった」とその重要性を語り、海藤さんは「一世の愉しみとしてだけではなく、広くブラジル人にも門戸を開放してゆく必要がある」と今後を見通した。

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