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西本願寺、梶原氏が新開教士=僧侶のポ語で布教めざす

来社した梶原開教総長と安中マルコ隆曙開教使

来社した梶原開教総長と安中マルコ隆曙開教使

 浄土真宗本派本願寺(西本願寺)南米開教区の新開教総長・梶原洋文マリオさん(47、3世)が来社し、就任の意気込みを語った。昨年10月に行われた総会で選出され、今月11日に日本で行なわれる親授式で正式に就任し、今後4年の任期を務める。
 前開教総長・梶原義人さんの息子でプレジデンテ・プルデンテ生まれ。これまで開教使としてサンパウロの他、アラサツーバ、ビリグイ、アンドラジーナ、トゥッパンなどを回った。
 「信者に非日系や混血の方が増えてきた。日系社会のみならずそういった方々の要請にも応えなくてはいけない」とし、「ポ語を話せる人材の育成に力を入れたい。これまで日語での活動が中心だったが、徐々に変えていかなくては」と意気込みを語る。
 他にも役員となる人材不足や、地方寺院の後継者不足など課題が山積している。「こういった問題を解決でできるよう、皆さんと話し合っていきたい」と話した。
 9月には第25代門主・大谷光淳氏が来伯するため、同月9日に門信徒大会を開催する。「ご門主や前門さまが書いた本の出版記念もあり、しっかりと準備を進めたい」と身を引き締めた。


□関連コラム□大耳小耳

 浄土真宗本派本願寺南米開教区の中でも、非日系人の信者が増えてきた寺の場合、雰囲気の変化などを受けて、古くからの信者が遠ざかってしまうケースがあるという。梶原洋文マリオ開教総長は、「寺院の建立時から関わっていたり、古くから来てくださっている信者の方が離れてしまうのは悲しいこと。折り合いをつけながら発展を目指したい」と話した。教団生き残りのためには非日系信者の取り込みは不可欠だが、あまりに変化が急激だと従来の信者との兼ね合いが問題になる。若くして選出された新開教総長の手腕が試されている。

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