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リオでも麻疹の患者発生=感染知らず多数の人と接触

 【既報関連】ベネズエラ人難民流入で、ロライマ州やアマゾナス州で麻疹(はしか)の流行が起き、約500人の患者発生が確認されているが、リオ州でも、同州連邦大学(UFRJ)の学生らが麻疹(はしか)に感染していた疑いが生じ、同校が予防接種キャンペーンを実施する事にしたと6、7日付G1サイトなどが報じた。
 UFRJの学生で麻疹感染と診断された21歳の女性は、高熱やセキ、体の節々や眼の痛み、皮膚のかゆみや斑点、結膜炎などの諸症状が出、4日間の内に3回、リオ市内の病院に行ったが、ジカ熱かチクングニア熱と診断された。隔離はされなかったため、試験なども受けに行ったという。
 だが、症状が悪化し、実家のある聖市に戻って病院に行ったところ、麻疹と診断され、隔離された。この学生は既に退院し、通常の生活に戻ったが、少なくとも3人の友人が同様の症状を呈し、医師の診断を受けた。
 女子学生も含む4人は病理検査の結果を待っている段階だが、大学側は事態を重く見、予防接種キャンペーン実施を決めた。また、リオ州保健局とリオ市保健局は、麻疹蔓延を防ぐための対策を検討すると共に、感染源の特定に努めている。
 リオ州での麻疹発症は2000年が最後で、17年の予防接種率は94・8%だった。
 なお、4日付アジェンシア・ブラジルは、南大河州で7人目の麻疹感染が確認されたと報じている。7人目の患者はヴァカリア市在住の29歳の女性で、ポルト・アレグレ市在住で麻疹感染が確認された患者と接したと語っている。ポルト・アレグレ市ではもう1人、感染の有無を確認中の患者がいるという。

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