ホーム | コラム | 大耳小耳 | 大耳小耳

大耳小耳

 俳誌『蜂鳥』(富重久子発行人)342号が4月に刊行された。《母の日やスマホ動画に孫の顔》(山岡秋雄)からは、動画を見て嬉しいことは嬉しいが、「本当は実際に会いに来て欲しい」という願いが込められているのでは。《パモンニャや確と受け継ぐ姑の味》(藤井美智子)も興味深い。姑から受け継いだ〃家庭の味〃が日本食でなく、ブラジル食のパモンニャであることが移民家庭らしい。《出稼ぎにさびれし村の運動会》(堀百合子)も地方の日系団体を象徴するような作品。《悲喜交交ルーラ投獄秋深し》(中馬淳一)はブラジルらしい一句。俳句に詠まれて芸術のテーマになった本人もさぞや満足?

image_print

こちらの記事もどうぞ

  • 大耳小耳2017年5月20日 大耳小耳  柳誌『ぶらじる川柳』(ぶらじる川柳社)が213号を5月に発行した。《テーメルさん何とかしてよこの不況》(中山哲弥)と大統領に頼む作品を目にした日、皮肉なことにその本人が一番の苦境に立たされていた(詳細2面)。《冷蔵庫前にたたずみはて!なにを》(久保久子)を読んで、「私も、私も […]
  • 大耳小耳2020年7月1日 大耳小耳  サンパウロ州全域で7月1日から、道路や公共の場でマスクを着用していない場合、罰金500レアルが科せられる事が州政府から発表された。同時に商業施設で適切な防疫対策をしていないところにも5千レアルの罰金が科せられる。現在進められている段階的な緩和によって感染拡大が起こるのを防ぐに […]
  • 大耳小耳2020年6月26日 大耳小耳  共同通信の配信記事《裁判官国民審査/在外投票制限、高裁も違憲》の写真に写っている右側の人物は、元CIATE専務理事の永井康之弁護士で、原告団の1人だ。同弁護士はサンパウロ在住時代の昨年、7月13日付本紙に《国民審査の在外投票ができないのは違憲》を特別寄稿してくれた。難しい話だ […]
  • 大耳小耳2020年6月20日 大耳小耳  徐々に自粛解除となり、今までは営業できなかった店も開店しはじめた。飲食店は未だ持ち帰りや宅配のみ。夜になるとバールなどは店内に入れないようになっているが、店先で肩を並べて数人でわいわい「立ち呑み」しているのを見かけるようになった。外とはいえ、飲み食いの際はマスクを外さねばなら […]
  • 大耳小耳2020年6月19日 大耳小耳  手縫いのマスクをしていると、ゴムをかけている耳が痛くなったりすることがある。そこで、最近は耳が痛くないようにするヘアバンドを立て続けに2つ貰った。使い方は、こうだ。ヘアバンドにはボタンが二つ縫いつけられており、通常のヘアバンドのように装着すると耳の上辺りボタンが来る。そこにマ […]