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大耳小耳

ニッケイ新聞 2009年2月10日付け

 日本へ郵便物を送って二週間以上経ったが、「未だ届かない」と連絡があった。国際郵便照会番号がついているので、郵便局に電話すると、「リオに着いているが、それ以上は分からない」「税関で止まっている」と担当者により返答が曖昧。郵便はリオ経由であることを知ったわけだが、判明しないのなら、照会番号に何の意味があるのだろうか。最終的に「取りあえず待つしかない」とため息のアドバイスを頂いた。昨今、薬物を封筒に入れ郵送する手口が横行、検査のために遅れることもあるようだが…。大事なものは民間の業者に頼んだ方がいいかも。
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 不況が直撃している在日ブラジル人社会だが、昨年十一月に長野県伊那市で二人のブラジル人がブラジル食材店を開け、「仲間の役に立てれば」と話している。信濃毎日新聞が報じた。市内のブラジル人は解雇などで減少しているというが、売れ行きは伸びているという。ただ不平不満を連ねるだけのデカセギが多いなか、「サービスに知恵を絞り、前向きに働いていきたい」と張り切る二人に声援を送りたい。
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 毎年恒例イベント、スザノ・イペランジャホームの「ダリア祭り」が三月八日に開催されるにあたり、援協巡回診療班室(11・3385・6604)では、往復バスの予約を受け付けている(十レアル)。午前九時に東洋会館(リベルダーデ大通り365)前を出発、午後三時に同ホーム発。また、「地方の人でも、バスをかりて大勢で繰り出してみては」と呼びかけている。問合わせは、同ホーム(4742・6105)まで。

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