ホーム | コラム | 樹海 | 多様性の大切さをもっと大学で学ぶべき

多様性の大切さをもっと大学で学ぶべき

労働者党員や黒人への脅迫などを行った学生の受講停止を報じた記事の一部(写真は法学部学生の発言を知り、抗議するマッケンジー大学の学生達)

労働者党員や黒人への脅迫などを行った学生の受講停止を報じた記事の一部(写真は法学部学生の発言を知り、抗議するマッケンジー大学の学生達)

 26日夜、退社前に主なネット記事に目を走らせていて、ある記事のタイトルに驚愕。何が起きたのかと調べ始めたら、帰れなくなった▼その記事は大学への司法介入に関するもので、10月30日付弊社サイトで一部を報じた。気になる事件は続き、サンタカタリーナ州ではジャイール・ボウロナロ氏支持者の新州議が「学校の授業を録画し、自分に送れ」と求めた。また、マッケンジー大学では、法学部最終学年生がボウソナロ氏の顔入りシャツを着て、「赤シャツの浮浪者(労働者党員)の顔が見たくてたまらない。即、殺してやる」と嘯き、黒人を脅迫する動画が流れ、波紋を呼んだ。この学生は受講を禁じられ、4カ月前から始めた弁護士事務所での研修も解雇された。法学部学生達は「こんな奴退学させろ」「こんな奴が将来、司法界に入るのか」と叫び、抗議行動を行った。サンパウロ総合大学でも、学生が武器などを見せ、労働者党支持者を脅す動画公開で物議を醸した▼

※このコンテンツを閲覧するにはログインが必要です。 .
 会員登録はお済みですか? 会員について

こちらの記事もどうぞ

  • 《ブラジル》JBS社主兄弟の司法取引は罪深い「完全犯罪」2017年5月23日 《ブラジル》JBS社主兄弟の司法取引は罪深い「完全犯罪」  テメル大統領は20日午後3時前、緊急声明で「盗聴者は完全犯罪を行った」との異例の糾弾をした。ここから分かることは「JBSのバチスタ兄弟にはめられた」と大統領が激怒していることだ。ブラジルには「大物役者」がそろっていると思っていたが、今回ばかりは度肝を抜かれた。いくら政 […]
  • 元隠れキリシタンが作った保和会の役割2019年2月26日 元隠れキリシタンが作った保和会の役割  「保和会がもうなくなるかもしれない」―そんな噂を聞いて愕然とし、関係者を急いで探した。  保和会といえば、福岡県三井郡大刀洗町今村出身者で、元隠れキリシタンの青木家、平田家らが中心になって作った親睦会だ。1960~70年代には、平田ジョン進連邦下議の選挙応援で大活躍 […]
  • インディオから学び共生する戦後移民、山木源吉2019年2月19日 インディオから学び共生する戦後移民、山木源吉  「インディオは猿を食べる。どうやって食べるかといえば、そのまま焚火にくべて丸焼きにするんだ。最初、毛が焼ける臭いがして、腹がプクーッて膨らんで、ポンって弾ける。そのうち頭が焼けてきて、歯をむき出したような顔になるんだ。正直って食べる気しないけど、皆と一緒に食べたよ、も […]
  • サンフランシスコ川に鉱毒が流れ込んだら悪夢…2019年2月12日 サンフランシスコ川に鉱毒が流れ込んだら悪夢…  人生における「幸運の総量」は決まっているのか?――3年前のマリアナの鉱滓ダム決壊で生き延びた人が、今回のブルマジーニョでは行方不明になったとの報道に接し、そんなことを考えさせられた。2月3日付ヴェージャ誌サイトによれば、溶接工エリジオ・ジアスさん(32)はヴァーレの下 […]
  • アユタヤ日本人町の二の舞を演じるな=サンパウロ新聞廃刊について思うこと2019年2月5日 アユタヤ日本人町の二の舞を演じるな=サンパウロ新聞廃刊について思うこと  昨年末をもってサンパウロ新聞(以下、サ紙)が廃刊した。あちこちから「それについて書かないのか」とせっつかれる。他人ごとではないだけに非常に気が重いテーマだ。まず思い浮かぶのは「お疲れさま。お互いよくここまで持った」という感慨だ。110周年まで日刊2紙が生き残ったこと自 […]