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よさこいチーム軸に活性化=「高知のおきゃく」に300人=世界大会参加めざして団結

ステージプログラム「よさこいワークショップ」を楽しむ来場者ら

ステージプログラム「よさこいワークショップ」を楽しむ来場者ら

 ブラジル高知県人会青年部(川上カミラ部長)は10日、「第2回高知のおきゃく」を同県人会館で開催した。「おきゃく」は土佐弁で「酒宴」の意。約300人が来場し、高知の名物料理「鰹のタタキ」や、お座敷遊び「箸拳」、「よさこい鳴子踊り」の実演を楽しんだ。

 同青年部員で組織するよさこいチーム「RYO Kochi Yosakoi」は2020年日本で開催予定の「よさこい世界大会」参加を目指しており、「おきゃく」はその資金作りの一環として昨年から行われている。
 「おきゃく」を主導した「RYO Kochi Yosakoi」のメンバーは15人。同チームは、ブラジル唯一のよさこい団体で、川上部長(27、三世)がリーダーを務める。川上部長は15年に県費研修生として母県を訪れ、よさこいを体験。鳴子の涼やかな音色や群舞の壮観さに魅了され、帰国後、同チームを結成した。昨年には普及活動の功績が認められ、県から「よさこいアンバサダー」の認定を受けた。


 世界大会参加のためには、航空費や滞在費、衣装費や地方車と呼ばれる音響、照明設備を搭載した演出用車両の手配費用も必要となる。全額自費負担は不可能なので、今後はイベントでの資金獲得活動に加え、各種補助金制度の活用や企業への資金援助の申し込み、他南米チームとの協同参加計画を進めて、実現可能な参加形態を探る。
 青年部のよさこいに懸ける想いを県人会員らも応援している。今回の「おきゃく」でも県人会員の多くが運営に参加。片山アルナルド県人会長は「郷土文化を大切にする気持ちが率直に嬉しく、協力したくなる」と会員らの気持ちを代弁。「おきゃく」は青年部のためだけでなく、高知県文化の普及、県人会の活性化、後継者育成にも役立っていると語り、感謝を述べた。


 高知県人会青年部は、来場者3万人を超える郷土文化祭り「土佐祭り」の企画運営も行っており、相互に作用しあえば大きな広がりを生む可能性がありそうだ。

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