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最後の最後では団結を

 上塚植民地入植百周年の一連の祭典事業は、今後開催される80歳以上高齢者表彰ならびに晩餐会を以って終了となる見込みだ。

 勝ち負け抗争や上塚翁が住んでいた地所の売却問題に端を発して関係が縺れ、日伯文化体育協会と日系文化運動連盟の二団体が並存していた当地。だが、入植百周年を機に二団体が統合を見据えて祭典委員会を発足し、これまで歩調を合わせ一致団結して取組んできていた。

 ところが、この度の刊行式には同協会の岡地建宣元会長、現会長で入植百周年祭典委員会委員長の前田ファビオ氏は欠席。舞台で名前が呼ばれるも、姿を現すことはなかった。

 意思疎通に問題が発生して誤解を生んようだが、膝を突き合わせて話してみては。せっかく力を併せて大祭典を開催したのだから、この終わりかたではもったいない。

 祭典事業の最後の晩餐会には、上塚周平植民地の名の下に一同が集結することを期待したい。(航)

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