ホーム | ブラジル国内ニュース | リオデジャネイロ市=建物倒壊の犠牲者16人に=原因究明と建築責任者の追及続く

リオデジャネイロ市=建物倒壊の犠牲者16人に=原因究明と建築責任者の追及続く

消防士達による捜索・救出活動が続く事故後5日目の現場(Fernando Frazão/Agência Brasil)

消防士達による捜索・救出活動が続く事故後5日目の現場(Fernando Frazão/Agência Brasil)

 【既報関連】リオ市西部ムゼマ地区で起きた、4~6階建てのアパート2棟の倒壊事故の犠牲者が、16人に増えた。
 家屋倒壊は12日朝6時40分頃に起き、救出作業5日目となる16日は、未明に1人、早朝に4人の計5人の遺体が回収された。
 16日朝、遺体で回収された人の身元は確認作業中だが、妊婦1人と、母子1組が含まれていたという。
 16日朝の時点でもまだ、8人が行方不明のままで、捜索、救出作業は続いている。また、負傷者8人の内3人は、16日午後の時点でもまだ、入院加療中だ。
 15日には、13日の夜、遺体で回収された38歳の母と10歳の子、ならびに、14日の夜、回収された49歳の女性が埋葬された。
 今回の事故の原因などの捜査は、バーラ・ダ・チジュッカ区の市警第16署と、犯罪者の民兵組織(ミリシア)の活動に関する捜査などを専門とする犯罪行動抑圧署が共同で進めている。捜査の中心課題は、家屋倒壊の原因究明と不法建築の責任者の特定だが、市役所の監査責任についても捜査を行う。倒壊家屋の住民(生存者)達も、条件が整った時点で、事情聴取に応じる事を求められる見込みだ。
 リオ市役所は、今回の事故の犠牲者らに対しても、市内で起きた別種の災害の犠牲者同様、通夜や葬儀の費用を負担する方針だ。この措置は、犠牲者への敬意を欠くような事が起きないようにとの配慮で、遺族の心痛を和らげる意味もこめられている。(16日付G1サイト、同アジェンシア・ブラジルより)

image_print

こちらの記事もどうぞ

  • 《ブラジル》ネイマールがリオで事情聴取受ける=代表から外されたその夜に2019年6月8日 《ブラジル》ネイマールがリオで事情聴取受ける=代表から外されたその夜に  【既報関連】女性への強姦疑惑で揺れるネイマールは、サッカーのブラジル代表から正式に外された6日、リオ市に赴き、かねてから求められていた事情聴取に応じた。7日付現地紙が報じている。  5日夜、ブラジリアで開催されたカタールとの親善試合で負傷したネイマールは、自宅のある […]
  • コパアメリカ=暴力行為の前科があるファンの入国禁止に=顔認識システムも導入2019年5月14日 コパアメリカ=暴力行為の前科があるファンの入国禁止に=顔認識システムも導入  ブラジル法務省は13日付官報に、来月14日から始まるコパアメリカに、サッカーに関係した暴力事件に関わった履歴のある外国人の入国を禁ずるとの条文を掲載した。  官報によると、港湾、国際空港だけでなく、陸上国境監視地点における入国管理活動を強化し、過去に暴力事件を起こし […]
  • 《ブラジル》コパアメリカの代表メンバー発表=ファンに暴行のネイマールも選出2019年5月18日 《ブラジル》コパアメリカの代表メンバー発表=ファンに暴行のネイマールも選出  ブラジルサッカー連盟(CBF)は17日、6月14日に開幕するコパアメリカに向けた代表チーム(セレソン)メンバー23人を発表した。  選ばれたのは以下の通り。  ゴールキーパー:アリソン(リバプール)、エデルソン(マンチェスター・シティ)、カッシオ(コリンチャンス) […]
  • リオデジャネイロ市=建物倒壊の犠牲者24人に=建築・販売責任者に逮捕令状2019年4月23日 リオデジャネイロ市=建物倒壊の犠牲者24人に=建築・販売責任者に逮捕令状  15日朝、リオ市西部のムゼマ地区で発生したアパート2棟の倒壊事故は、現場での捜索活動も終わり、犠牲者は23人と報じられていたが、22日未明、入院中の負傷者が息を引き取り、犠牲者が24人に増えた。  現場での捜索活動は、最後まで行方不明とされていた23人目の遺体が回収 […]
  • 《ブラジル》「夢は国中に軍学校」=ボウソナロ大統領が語る2019年5月8日 《ブラジル》「夢は国中に軍学校」=ボウソナロ大統領が語る  6日にリオ市北部で行われた軍学校創立130周年記念式典に参加したボウソナロ大統領は、「国内全ての州都(日本の県庁所在地)に軍学校を作るのが現政権の目標だ」と語った。  同大統領は、「社会的、経済的に困難な状況にある国の少年少女を、救い出すのは知識だ。我々はもっと多く […]