ホーム | 日系社会ニュース | 県連代表者会議=日本祭り、食の広場を2倍に=長い待ち時間も対策検討

県連代表者会議=日本祭り、食の広場を2倍に=長い待ち時間も対策検討

総会で決まった新役員ら

総会で決まった新役員ら

 ブラジル日本都道府県人会連合会(山田康夫会長)の「4月度代表者会議」及び「臨時総会」が4月25日、文協ビル内の県連会議室で行なわれ、35人が出席した。2カ月前が目前となった「第22回日本祭り」の進捗状況の報告や、前回の総会で承認されなかった18年度の会計報告が臨時総会で再度報告され、出席者全員の拍手で承認された。
 今年度日本祭りの谷口ジョゼ実行委員長は、窃盗等の被害報告が多いことから、今年はDEATUR(観光警察)を入れることになったと発表。さらに安全対策として、会場に交番を設けるとも語った。
 昨年に疫学統計学研究所の統計調査士によって実施された来場者調査結果から、「食事場所と食券行列による待ち時間への不満が多い」と報告した。食事場所については「座って食べる場所を今年は2倍拡大する」と対策を紹介。待ち時間短縮策としては、携帯のアプリケーションから購入できるように検討していると説明した。
 臨時総会では、前回承認されなかった日本祭りを含めた18年度の会計報告を改めて実施。貸借対照表に改善すべき点はあったものの、改めて収入744万3654・21レ、支出701万5789・34レ、昨年度までの残高160万9548・59レが繰り越されると発表され、拍手で承認された。
 続いて前回決定した会計が変更になったと発表。第一に西山実さん(佐賀)、第二に吉田章則さん(埼玉)、第三に山下広治ルイスさん(福井)に決定した。
 日本祭り分を入れた2月度会計報告は収入12万1673・52レ、支出は18万2234・14レ。3月度は収入13万4644・19レ、支出が20万8349・50レとなった。

image_print